12月19日、茨城県議会予算特別員会が行われ、県議会公明党の村本しゅうじ議員が登壇。村本議員は、令和5年台風13号による豪雨被害に関して、県管理河川における浚渫の実施や河川の維持管理の効率化に向けた取組について、土木部長に質問しました。
また村本議員は、若者に蔓延する“オーバードーズ”問題を取り上げ、保健医療部長にその対策を質しました。保健医療部長は、薬事法に基づき、乱用の恐れのある医薬品の成分を指定し、若年者に販売する際、氏名や年齢の確認や原則1人1包装とするなど規制を設けていると答弁。各媒体を活用し、若年者に相談窓口の周知や危険性を啓発するほか、県内の乱用の調査を行うなど、防止対策の一層の強化を図ると答えました。
更に、不登校の児童生徒への対応として、睡眠指導の導入を提案しました。村本議員は、大阪府堺市で行われている“眠育”に関する先進事例を紹介しました。この眠育は熊本大の三池輝久名誉教授の研究・分析に基づくもので、堺市での実績を紹介。「時間的に教師の対応が難しければ、定期健康診断で睡眠や生活リズムをデータ化し、睡眠指導を行ってはどうか」と語りました。眠育は熊本大の三池輝久名誉教授の研究・分析に基づくもので、堺市での実績を紹介。「時間的に教師の対応が難しければ、定期健康診断で睡眠や生活リズムをデータ化し、睡眠指導を行ってはどうか」と提案した。