茨城県議会公明党・村本修司県議会議員の2021年新春のご挨拶です。
明けましておめでとうございます。
茨城県議会公明党議員会の村本修司です。
昨年は、茨城県のみならず、世界中が新型コロナウィルスに翻弄された一年となりました。
我々茨城県議会公明党議員会も、昨年4月10日にいち早くコロナ対策について大井川知事に要望書を提出し、感染拡大防止と経済への影響緩和を訴え、私村本修司も6月の一般質問で、ICTを活用した感染連絡ツールの導入や、マスクや防護具などの県による備蓄、更には、医療施設、介護福祉施設への経済的支援をいち早く提案しました。
そして、いばらきアマビエちゃんの導入や医療施設への助成金に繋げるなどの実績を残すことが出来ました。
今年も、コロナとの戦いは続きますが、皆様の声を聴かせていただいて、コロナの早期収束、影響の緩和を目指して参ります。
また、一昨年から要望していた公立学校の普通教室へのエアコン設置が昨年完了し、コロナ禍における夏休みを返上して行われた授業において大変に役立ちました。 今年は、一歩進んで、県立学校の体育館や特別教室へのエアコンの設置が進み、感染症との複合災害における避難所としての機能が拡充されます。
こういった、新型コロナウィルス感染症の早期収束と影響緩和策と同時に、普段より生きづらさを感じておられる高齢者、障害者、生活困窮者の皆さまが少しでも暮らしやすい政策の推進、そして、その財源のベースとなる地域の活性化を目指してまいります。
まず、高齢化社会への備えです。 低所得や単独世帯の高齢者の方が安心して暮らせるようにするため、歩いて行動できる圏内に生活に必要なインフラを整備したケアコンパクトシティの推進や地域との共生を軸とした集いの場の拡充そして移動手段の確保等を推進して参ります。
続いて、障がいや病気そしてコロナの影響によって、生きづらさを感じている方々に対して、その実情を明確化し、きめ細やかな施策を提案して参ります。 更に、特別支援教育の継ぎ目の無い支援体制として、教育と福祉の連携強化を行い、その垣根を無くしていきたいと思います。
次に、県北の活性化は、パンダ誘致などの観光振興は勿論のこと、県北・日立の財産である“ものづくり力”を活かした施策が大変重要なことから、産学官の連携を駆使して、あらゆる角度からアプローチして参ります。
具体的には、将来の成長分野を視野に入れた現在茨城大学工学部と地元の中小企業による超小型超軽量化を目指した革新的モータの開発を通じて、自分たちで価格を決めることのできる魅力的な製品・産業の育成を行って参ります。
また、地元日立市が候補地として選定された新産業廃棄物最終処分場について、多くの市民の声である「環境や安全に関して、安心・納得できる説明を実施すること、そして、受け入れざるを得ない場合には、絶対に新たな搬入路の設置が必要である」ことについて、強く訴えて参ります。
今年は、県議会議員三年目となり、議員として大きく飛躍しなければいけない大事な年となります。 そして、現代の県民の生活環境は多様化しており、数多くの政策が、複数の部局に跨ることが往々にしてあります。部局の壁に囚われることなく、茨城県の発展のため、皆様のお役に立つ必要な政策を推し進めて行くためにも、より一層皆様の声を大切にして政策に活かして参りたいと思います。
今年も、ご指導のほど、よろしくお願いいたします。