10月21日、茨城県議会の予算特別委員会で、公明党の高崎進議員が「新県立中央病院における透析治療の継続」を求めました。

高崎議員は、県立中央病院が長年にわたり行ってきた在宅透析やオーバーナイト透析など、多様な治療方法が新病院への統合で失われるのではないかという患者の不安を指摘。仕事や家庭との両立を支えるためにも、こうした柔軟な治療の選択肢を守ることが重要だと訴えました。
病院事業管理者は、これまでの透析医療の実績を説明したうえで、専門スタッフの確保が課題であると認めました。
そして、新県立病院の基本構想や計画づくりの中で、透析医療の在り方を慎重に検討していく方針を示しました。
高崎議員は、「透析患者が今後も安心して治療を続けられる体制を確保してほしい」と強く要望しました。
――地域医療の継続性と、患者の生活に寄り添う医療体制をどう守っていくのか。その議論が始まっています。