2021年10月6日、茨城県議会代表質問が行われ、県議会公明党を代表して八島功男議員が登壇しました。
八島議員は、防災先進県茨城づくりをめざして盛り土の安全対策について、子ども食堂への積極的な支援について、福島第一原発の処理水の海洋放出についてなど、知事選に再選され大井川和彦知事に質問しました。
福島第一原発にたまり続けるトリチウムなどの放射性物質を含む処理水の海洋放出についての八島議員の質問に対し、大井川知事は「さまざまな選択肢の中から考慮し選定されたものであり、安全性については問題ない」という考えを示した一方で、実施に当たっては国民の十分な理解が極めて重要だとして、「国や東京電力に対しては引き続き、関係者への十分な説明と必要な対策を講ずることを強く望む」と述べました。
そのうえで、県としても水産関係者などの意見の的確な把握に努め、しっかりと対応していく考えを示しました。
八島功男議員の代表質問の質問項目は以下の通りです。
1.SDGsを反映した新総合計画の策定について(答弁者:知事)
1-1.「活力があり、県民が日本一幸せな県」実現に向けたSDGsの目標設定とアクションプラン
1-2.女性のライフステージとウェルビーイングの実現
2.カーボンニュートラルの推進について(答弁者:知事)
3.防災先進県茨城づくりについて(答弁者:知事)
3-1.レジリエンスの視点からの防災・減災政策
3-2.盛土の安全対策
4.新型コロナウイルス感染症への対応を踏まえたこれからの医療提供体制整備について(答弁者:知事)
5.ふれあい・賑わいの「こども食堂」、人に優しい茨城づくりについて(答弁者:知事)
6.日本原子力発電株式会社東海第二発電所の防災対策について(答弁者:知事)
7.福島第一原子力発電所処理水の海洋放出について(答弁者:知事)
8.活力があり、付加価値生産性の高い茨城農業づくりについて(答弁者:知事)