9月14日、茨城県議会は各常任委員会を開き、6つの委員会で質疑が行われました。
県議会公明党の高崎進議員、村本修司議員、山本美和議員の質疑の模様が、地元紙茨城新聞で紹介されました。
【保健福祉医療委員会】
高崎進氏(公明)が災害など緊急時の透析患者への対応を質問。塙清美健康推進課長は「茨城透析医災害対策連絡協議会が県内を6地域に分け、この地域内で計12カ所を災害透析基幹病院に位置付けている」と説明し、災害などで透析ができない場合に関し「基幹病院が自分の病院も含め、近隣での受け入れを調整する仕組みをつくっている」とした。(冒頭写真)
【防災環境産業委員会】
村本修司氏(公明)が災害救助法の住宅応急修理について質問。中原健次防災・危機管理課長は「市町村が発注者となり、業者に直接費用を支払う制度」と説明。修復を急ぐ被災者が業者に代金を支払うと支援の対象外となることから、台風13号に伴う被害では市町村に被災者への周知を要請し、「県もホームページを通じて周知の徹底を図る」とした。
【総務企画委員会】
山本美和氏(公明)が茨城県のつくばエクスプレス(TX)延伸先決定に対する首都圏新都市鉄道の反応について質問。寺田明弘交通政策課長は、同社が有識者による第三者委員会にオブザーバーとして参加していることを説明した上で、「実現の可能性を高めるためにも、2年程度かけて茨城県の延伸計画素案をしっかりと作り上げていきたい」と答えた。