2023年3月6日、茨城県議会代表質問が行われ、公明党を代表して高崎進議員が大井川知事に、中小企業の人材確保と定着策について質問しました。
高崎議員は、中小企業では、原材料価格の高騰などで、賃金を引き上げる余力が十分にないのが実情と指摘。その上で、優秀な人材を確保するために、奨学金の返還支援などに対して、助成すべきであると主張しました。
これに対して大井川知事は、若者の県内就職を促進するため、首都圏の大学を中心に、オンライン企業説明会を開催するとともに、経営者に随行する独自のインターンシップを実施していると報告。参加した41人の学生のうち、21人が県内企業に就職していることから、今後は内容の充実を図るとともに、企業自らインターンシップを実施できるよう支援していくと答弁しました。
さらに、働きやすい就労環境を整備するため、時差出勤やテレワークなどの柔軟な働き方や労働時間の縮減、育児休業の取得促進などに積極的に取り組む企業を認定し、その取り組みを優良事例として普及していくと語りました。
奨学金の返還支援については、他県の事例などを参考に検討すると前向きな答弁を行いました。
動画 高崎進