茨城県の話題

いばらきフィルムコミッション、設立20年目で8530作品、累計波及効果は95億円強に

茨城県内のフィルムコミッションが中心となってロケ支援を実施した令和4年度1年間の作品数は、619作品(対前年度比114%)、撮影日数については1,524日(対前年度比146%)となりました。ロケ支援による経済波及効果推計額は約8.2億円(対前年度比273%)となりました。
作品数、撮影日数、経済波及効果推計額ともに、コロナ禍以前を上回り、過去最高の実績となりました。
11月に劇場公開された「ゴジラ-1.0」やNHKの朝ドラ「らんまん」など大型作品の誘致に多数成功し、ロケセットを設営した長期ロケが増えたこと、日帰りや短期のロケのニーズにも応え東京圏からの撮影需要の取り込みを図れたことにより、好調な実績につながりました。
なお、ロケ支援した作品数は、平成14年10月に県にフィルムコミッション推進室を設置して本格的にロケの誘致・支援活動を開始して以来、20年間で8,530作品、経済波及効果の累計は95億7,000万円となりました。
令和4年度の県内ロケ地ベスト10は、以下のようになりました。
1位 筑波海軍航空隊記念館/こころの医療センター敷地(笠間市)
2位 採石場(常陸大宮市)
3位 竜ケ崎飛行場(龍ヶ崎市)
4位 鹿島海軍航空隊跡(美浦村)
4位 採石場(笠間市)
6位 さしま環境センター(境町)
6位 パークスガーデンプレイス(笠間市)
8位 筑波山(つくば市)
9位 なめがた地域医療センター(行方市)
10位 三の丸庁舎(水戸市)
10位 かみね公園(日立市)
10位 関東鉄道常総線