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令和6年度の予算編成に、422項目の政策要望

12月6日、茨城県議会公明党(代表:高崎進県議会議員)は、大井川和彦知事に対して、422項目にわたる「令和6年度予算編成に関する政策要望書」を提出しました。
来年度の予算編成の眼目は、現下の最重要課題である県民の暮らしを守る経済対策を第一にして、物価高騰に優る賃金水準確保のために県内産業の事業構造の転換の推進にほかないと、県議会公明党は主張しています。その上で、県総合計画にある「活力があり県民が日本一幸せな県」を目指し、いばらき幸福度指標向上への着実な政策推進が必要と訴えました。
席上、高崎議員は、豪雨災害対策として「ためる」対策、「備える」対策の充実を強調しました。特に、「田んぼダム」の整備を早急に検討するよう提案しました。また、県民の命を守るために、「2機目のドクターヘリ配備」の検討を求めました。
土浦選出の八島功男議員は、県立医療大学に「薬学部の新設」を提案。県内では、病院内に勤務する薬剤師が不足している現状を紹介し、国に対して特例での薬学部開設を求めるよう知事に要望しました。また、レンコンの食害対策を進めるよう求めました。
村本修司議員は、地元日立市において、中小製造業と大手企業との技術交流会などを開催することを提案しました。
山本美和議員は、つくば市内施設への国際会議誘致を積極的に行うよう要望。地域の魅力を活かした戦略的なMICE誘致を行うよう求めました。
こうした要望に対して、大井川知事は一つひとつの要望をしっかり吟味して、予算編成に取り組みたいと述べました。また、日立市への「ジャイアントパンダ誘致」について、県議会公明党に一層の協力を行うよう求めました。
※MICEとは、Meeting(会議)、Incentive Travel(報奨・研修旅行)、Convention(国際会議)、Exhibition(展示会・見本市)の頭文字をとった造語。多くの集客交流が見込まれるビジネスイベントなどの総称です。