コロナ対策 八島功男 政務活動レポート 村本修司 田村けい子 高崎進

ウィズコロナの時代に県民の健康と安心を守る/茨城県議会公明党の活動

3月29日発行された「茨城県議会公明党議員会政務活動報告2021」4面では、県議会公明党のコロナ対策についてまとめました。その内容をご紹介します。

医療機関のコントロールタワー設置を提案

2020年2月25日、県議会公明党は、いち早く新型コロナウイルス感染症対策について、大井川和彦知事に要望書を提出しました。
当時、茨城県内には新規感染者はいませんでしたが、喫緊の課題を8項目にまとめて、小野寺俊副知事に要望書を手渡しました。
主な要望事項は、●PCR検査体制の充実。●県内医療機関のコントロールタワーとしての県の役割強化。●土曜・日曜・休日や夜間における電話相談体制の拡充。●旅館、飲食店、製造業、運輸業などに対しての経営支援体制構築。●卒業式や入学式などの学校行事の運営や、受験生への配慮、などです。
この要望がキッカケとなり、県医療統括官を中心とする入院調整本部が立ち上がり、茨城県の医療体制を支えました。

医療従事者への感謝と支援を訴える

国の緊急事態宣言を受けて、2020年4月10日、県議会公明党は大井川知事に、新型コロナウィルス対策についての2回目の要望書を提出しました。
要望項目は全体で22項目。主な要望項目は、●県内感染拡大要注意市町に対して外出自粛を徹底すること。●緊急事態宣言対象地域からの帰省自粛を強く要請すること。●軽症者受け入れ施設を十分に確保すること。●自動車税の延納や自動車取得税の減免などの措置を行うこと、などです。
県議会公明党は、医療従事者への感謝を伝える行動(拍手のエール)や支援基金の造成についても、大井川知事と意見交換しました。

いばらきアマビエちゃんを提案

「いばらきアマビエちゃん」は、コロナ陽性者が発生した場合に、その陽性者と接触した可能性がある方に対して注意喚起の連絡をし、感染拡大の防止を図ることを目的としたシステム。「いばらきアマビエちゃん」を導入し、ガイドラインに沿って感染防止に取り組んでいる事業者を応援する仕組みでもあります。
このシステム導入については、村本修司議員が、6月県議会一般質問で「県においても、QRコードを使った接触者追跡システムを導入し、国のシステムと併用すべき」と提案し、実現しました。7月臨時会では、高崎進議員が、「いばらきアマビエちゃん」の普及促進を強く求めました。

県独自の時短協力一時金

コロナ禍における営業自粛などにより深刻な影響を受けている中小企業への対応について、7月臨時会や令和3年1月臨時会で、高崎進議員は融資制度や相談体制の充実を訴えました。
3月議会では、八島功男議員が、営業時間の短縮に応じた事業者の取引先などへの県独自の支援一時金制度の早期導入を強く求め、実現させました。

パルスオキシメーター配備

新型コロナにウイルス感染し、在宅で療養する患者への支援策の充実に取り組みました。
これを受け、茨城県は、在宅療養者を直接サポートする体制を構築しました。
3月議会では、高崎進議員が、重症化を防ぐため、血中酸素飽和度を計測できる「パルスオキシメーター」を、在宅療養者へ貸し出しするよう求めました。