山本美和 社会資本整備 高崎進

茨城県と千葉県を結ぶ都市軸道路・利根川新橋の早期建設を国交大臣要望

1月22日、茨城県議会公明党の高崎進議員と山本美和議員は、大井川和彦知事とともに国交省を訪れ、千葉県と茨城県を通る「都市軸道路」のうち、守谷市と柏市を結ぶ橋の整備を早急に進めるよう、中野国交大臣に要望しました。
この要望には熊谷千葉県知事や守谷市長など関係5市長、地元の国会議員、県議等も出席しました。
千葉県側と一体の経済圏を構築することで、地域の活力がさらにまします。今後も早期整備に向けて取り組んでまいります。

茨城県と千葉県を結ぶ都市軸道路の(仮称)利根川橋梁の新規事業化に向け、茨城県と千葉県は一体となって、国の補助事業としての採択を目指しています。
利根川橋梁は、千葉県柏市小青田と茨城県守谷市大柏を結びます。延長約3.5㎞で、このうち千葉県側取付部が約1.6㎞、渡河部約900m、茨城県側取付部は約1㎞。計画幅員は12m。設計速度は60㎞/h。全体4車線のうち、片側の暫定2車線整備を計画します。全体事業費は約498億円。事業期間には約18年間を想定しています。
渡河部前後の千葉・茨城の取付部については、上部工・下部工を施工。渡河部については、TXに合わせて一体下部工として2003年度に整備が済んでいます。今回の暫定2車線の計画では、既存橋梁の耐震補強は不要です。
埼玉県三郷市から千葉県を経由し、茨城県つくば市を結ぶ都市軸道路沿道地域では、TX沿線開発と合わせて大規模な住宅団地や工業団地の整備が進み、さらなる人口増加、企業立地、経済活動の発展が見込まれています。一方で、守谷市と柏市との間の利根川橋梁部は、慢性的に混雑が発生し、両県間の交流や連携、物流の妨げとなり、新たな橋梁の整備が求められています。
この事業により周辺地域の交通混雑緩和と安全性向上が図られ、交流人口の拡大、防災などの効果が期待されています。