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THE BOTANICAL RESORT 林音(リンネ)がグランドオープン

本日11月29日、茨城県那珂市に「THE BOTANICAL RESORT 林音(リンネ)」がグランドオープンしました。かつての茨城県植物園と県民の森が大規模に再整備され、日本で初めて“泊まれる体験型植物園”として生まれ変わりました。茨城県議会公明党の高崎進議員は、11月27日事前に施設を訪れ確認しました。

今回のリニューアルでは、これまで有料だった植物園の入園料が無料となり、植物園と県民の森を隔てていた回転扉も撤去され、両エリアが一体的に利用できるようになりました。その結果、地域の皆様が散策やウォーキングにより気軽に訪れることができる環境が整い、オープン初日の今日は、地元の家族連れが多く訪れ、自然を楽しむ光景が広がっていました。日常利用と観光需要が共存し、地域に開かれた施設として新たな役割を果たし始めていることを実感しました。

県はこの再整備を通し、施設の老朽化や利用者の減少により年間約1億円の赤字を抱えていた植物園を、自立性の高い観光拠点へ転換することを目指しています。将来的には有料利用者26万人、売上8.7億円を見込んでおり、持続可能な施設運営への大きな一歩となります。

林音には、宿泊・癒し・食事・アクティビティといった多彩な体験が用意されています。宿泊施設として整備された庭付きコテージやグランピング棟は、県産木材を活かした温かみのある設計で、愛犬と泊まれるコテージも備えています。温浴施設「りんねの湯」には自家農園のハーブを使った湯やハーバルサウナが導入されており、自然と調和した落ち着いた空間が広がっています。

食の魅力としては、熱帯植物館を改装した「バニラドームカフェ」が印象的で、甘い香りに包まれた空間の中でバニラをテーマとしたメニューを楽しむことができます。また「RINNE CAFE」では県産食材を活かした料理が提供され、ガーデンウェディングにも対応できる広がりがあります。

一方、県民の森には全長150メートルのジップラインやアスレチック、ARシューティングなどの体験型アクティビティが揃い、無料で楽しめる芝すべりも人気を集めていました。宿泊者向けには、ライトアップされた夜の植物園を歩く「ナイトハイク」も企画され、昼間とは異なる自然の姿を味わうことができます。

今回開業した林音は、「泊まれる」という特徴を活かし、これまで日帰り利用が中心だった茨城の観光に、滞在型の新たな流れを生み出す可能性を持っています。茨城観光の新たな目玉として、県内外からの誘客促進と地域の活性化に寄与することが期待されます。

茨城県議会公明党としても、このリニューアルが地域に新しいにぎわいをもたらし、県の観光振興に大きく貢献することを願いながら、今後の展開をしっかり見守り、必要な支援を続けてまいります。

那珂市に誕生した新しいボタニカルリゾート「林音」を、ぜひ多くの皆様に訪れていただき、自然とふれあう豊かな時間を過ごしていただければと思います。